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2006年07月17日

キョウチクトウ

キョウチクトウ
夾竹桃
Nerium indicum 
キョウチクトウ科 
キョウチクトウ属

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白や桃色の綺麗な花を咲かせ、環境条件の悪い場所でも生育するので、庭園・公園・街路樹としてよく植えられている

キョウチクトウは中国原産の常緑低木であり、中国名の夾竹桃を音読みにしたものが和名となっている。
花は6月から盛夏にかけて次々と咲き、夏を連想させる花の1つである。

花の色は赤・白・黄などがある。
花の中心部には糸状に裂けた附属体があり、筒状の花弁は先端が5つに分かれている。

キョウチクトウは有毒
キョウチクトウは利尿作用がある成分と強心作用を含む物質を含んでいるが、決して服用しないでください。
利尿効果を期待するのであれば、もっと安全で効果の高いものがあります。
服用すれば「死にます」

枝だけではなく、葉・花・茎・折った時に出る樹液にも含まれる。
低温で燃焼させた場合、燃やした際に発生する煙にも、毒成分が含まれる為
剪定した枝や葉が十分に乾燥していない場合に燃やす時には注意が必要。
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撮影場所:東京都三鷹市井の頭 都立井の頭恩賜公園西園

2006年06月27日

シダレヤナギ


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シダレヤナギ (枝垂柳) 
学名:Salix babylonica
和名:シダレヤナギ
科名:ヤナギ科
別名:ヤナギ、イトヤナギ
漢名:垂柳(スイリュウ,chuiliu)
科名:楊柳(ヨウリュウ,yangliu)科
英名:Weeping willow
撮影場所:東京都三鷹市 野川公園内

不思議 病気?

病気ではなく「虫えい(ヤハズハンノキイボフシ)」でした。

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これはどうしてなのでしょうか。
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2006.7.12
分類の専門家に聞くと断定はできないけが、
ヤハズハンノキイボフシ(フシダニが作る虫えい)によく似ています。
黄緑色から紅色というのも、写真で見るのと似ているような気がしま
す。ホストは違いますが、科は一緒ですね。とのことです。
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註:分類の専門家は慎重なので、自分で現地で実物を同定しない
  限りは、ほぼこれだと思っていてもこの程度の表現しかしません。
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撮影場所:長野県南佐久郡川上村川端下先

2006年06月26日

アメリカハナミズキ


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アメリカハナミズキ
*撮影場所:東京都三鷹市牟礼6丁目先

2006年05月13日

ムベ


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ムベ(郁子)Stauntonia hexaphylla
アケビ科ムベ属  
別名:ウベ、トキワアケビ 
ムベはアケビと同じくアケビ科ですが、アケビ属ではなくムベ属です。
アケビは落葉性で実が開裂しますが、ムベは常緑で実が開裂しません。
いずれも紫色の果皮をつけ中に白い果肉があり、そこに黒い実がたくさんあります。
甘い味で、口に含んで種を吐き出しながら食べます。
アケビは山形県あたりで栽培したものが市販されていますが、ムベを店頭で見たことはありません

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撮影場所:三重県名張市香落渓

ロウバイ(蝋梅)


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ロウバイ(蝋梅)
内側の花被片が紫ならロウバイ、黄色ならソシンロウバイです。
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撮影場所:東京都三鷹市 野川公園自然観察園内

ナナカマド


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ナナカマド
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撮影場所:長野県南佐久郡川上村川端下先

チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)-球果-


チョウセンゴヨウ Pinus koraiensis の球果(松ぼっくり)
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チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)  Pinus koraiensis
別名:チョウセンマツ, 朝鮮松, ベニマツ, 紅松などとも呼ばれる
マツ科 Pinaceae  マツ属 Pinus  
英名: Korean Cedar, Korean Pine 
学名: Pinus koraiensis Siebold et Zuccarini 1842

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“チョウセン”とつくが、日本の自生種で、五葉松の仲間の高木(葉が五本ある)
信州では各山岳域の亜高山帯で主にみられる

チョウセンゴヨウの松ぼっくりは日本でもっとも大きな松ぼっくりで、その種子も大きく、いわゆる「松の実」として食用にされている。
人が食べるぐらいなので、動物もこの実をよく食べ、ホシガラスも好物のよう写真の松ぼっくりも、おそらくリスによって種子が食べられたものではないかと思う。
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撮影場所:長野県南佐久郡川上村川端下先